2/5 安藤裕子2010 Acoustic Live@千葉市民会館

有楽町国際フォーラムで観た安藤裕子のアコースティック・ライヴから一年。
今度は千葉市民会館で観た!

またも、安藤裕子にやられた。

今回もグランドピアノ、ギター、そして安藤裕子の歌、というミニマルな構成。すんごく贅沢。
シンプルだからこそごまかしようがない。
そのまんま、「思い」がストレートに伝わってきました。

会場規模が比較的小さいこともあって、過去最高一番近い距離で観たことも大きい。

去年のアコースティックライヴは全体的にしっとりゆっくりたっぷり聴かせる感じだったけど、今回はバラエティに富んでいました。
アルバム全部持ってるオレでも知らない曲が3,4曲あったことからも、変化をもたせようとしていたんだろうな。新曲もやってくれたし、客席からアンコール受け付けて即興でやったり。
途中、所属事務所の社長さんが54歳(だったような?)かの誕生日ということで、客席の中にいた社長さんに向けて、皆でハッピーバースディを歌ったり。
最後の曲「人生お見舞い」(これはシングルに入ってる曲なのでアルバムには入ってない)で、客全員を立たせて、歌わせたり。

そういう心遣いは一遍とおりでなくて、嬉しい。

毎度感じるけど、この人は伝えたい気持ちが凄く凄くあるんだな、と思った。

何かを伝えたい。
いま、生きているからこそ、少しでも発したい。
だから、もがきながらも、苦しみながらも、生きている。
そして、詞を書いて、曲を書いて、歌って伝えている。
できるだけ多くの人に伝えたいから、CDを出して、全国各地を公演で回っている。

そんな彼女だから、普通にMCで話しているだけなのに、それを聴いているだけで、なんだか泣けてくる、息が詰まる。
そういう波動を彼女の存在からビシビシ感じる。
曲を作る動機は主に彼女のごく近い身の回りの「人」に起因している模様。
家族だったり幼馴染の友達だったり。
「のうぜんかつら」の唄ができた成り立ちをMCで話してくれてからの(詳しくはこちらの方のブログを参照)「のうぜんかつら」は涙こらえるので精一杯だった。とても切なかった…。歳をとっていなくなってしまってからもそう思える人をもつって、奇跡的で愛しいこと…。

こうやって書くと至極まっとうなんだけど、実際ここまで出来る人はなかなかいないですよ。
才能もなければできないけれど、「思い」がまずあるからなんだ。そうでなければ続かない。
その「思い」が感じられる空間に一緒にいれたことはすごく幸せなこと。
そして逆に自分もなんらかの「思い」を誰かに伝えられて、ありがたいと思われるような人間になることができればいいな、とおこがましくも思った。
そういう貴重なパワーをいただいた。

「思い」を込めて歌う様はある種の怨念めいたものすら感じさせるほどの気迫。
鬼気迫る歌いっぷり、魂の乗り移りっぷり、オーラが放出されているかのような…。
BJORKや美輪さんのライヴを見たときに感じた存在感の大きさを感じた…!
(でも歌い終わると凄く小さく見えるっていうギャップがまたたまらん)

個人的には、「黒い雨」のアレンジがジャズ全開でかっこよすぎた!
ピアノとギターのアレンジがどジャズ!そして安藤裕子本人の歌いっぷりもディーバ化していた。
うん、全体的に今回はアレンジがアグレッシヴだった。
珍しいBPM早めの「パラレル」も、ピアノが低音中心でまた違った感じ!これ弾けたらオレもカッコイイ!(けどこれはまだ弾けない)
このアコースティックバージョンでのライヴ収録CD(DVD)出してほしい。

心がじわっと浄化され、そして心をぎゅっとされ、心が勇気づけられました。

曲間のMC、今回はかなり饒舌だったなー。
以前のたどたどしさからかなり成長したなーなんて親心的に思ってしまうオレって…

とにかくも、感謝。
こういうライヴをできるだけ多くの人に観てもらえますように。

<セットリスト>
(mixiコミュニティ内に掲載してくれた方の内容から勝手ながら引用させていただきました)

1.ヘイディーズ
2.creamy logic
3.TEXAS
4.パラレル
5.再生
6.のうぜんかつら
7.海原の月
8.リクエスト曲(青い空)
9.お祭り
10.黒い車
11.Paxmaveiti
12.夜と星の足跡 3つの掲示
13.隣人に光が差すとき
14.人生お見舞い

(アンコール)
15.新曲(♪命って何?)
16.新曲(歩く)


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One Response to 2/5 安藤裕子2010 Acoustic Live@千葉市民会館

  1. 小宮功 says:

    とても楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。

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